ハーブティーと健康。

 



 みなさんは普段ハーブティーを飲まれますか?
聞いたことはあるけど飲んだことはない、どのような効果があるのか詳しくわからない方もいらっしゃると思います。



今回はハーブティーについて詳しく紹介していきたいと思います。



ハーブティーとは・・・ハーブティーは様々な薬用植物を乾燥させてお茶にするもので、その種類によっていろいろな色や味、香りが楽しめます。
よく紅茶と同一視されることがありますが、紅茶のように単一種類の植物(チャノキの葉)ではなく、様々な種類のハーブを使ったお茶の総称です。



ハーブティーの効果
自然の植物のハーブを使用したハーブティーは、飲む時にハーブの香りが立ちのぼり、香りを嗅ぐことによるアロマテラピー効果と、飲むことによって薬理成分が心にやさしく働きかけます。
自然な香りの癒しと、ハーブの有効成分がもつ薬理作用で高ぶった神経を鎮め、心と体の力が抜けてリラックスさせる効果があると言われています。




ハーブティーとカフェイン
ハーブティーの魅力として広く知られているのはカフェインレス(=カフェインの含有量が少ない)ということです。
ノンカフェインのハーブティーもありますので、健康上の理由からカフェインの摂取を控えている人にはおすすめです。
しかし、全てのハーブティーがカフインレスやノンカフェインということではなく、「マテ」にはカフェインが含まれています。
カフェインが含まれるハーブティーがあるということも頭に入れておきましょう。



初めての方でも飲みやすいハーブティーとその効果をいくつかご紹介します。



カモミールティー
カモミールティーは、優しい甘さ・スッと鼻を抜ける香りでリラックスタイムにもおすすめです。
古くはギリシャなどで女性特有の悩みにあうものとして、また現代でもよく女性に飲まれています。
原料となるカモミールには種類がいくつかありますが、苦味が少なく飲みやすいのが「ジャーマンカモミール」です。
ただし、キク科の植物なので菊アレルギーを持っている方は飲まないよう注意してください。


ジンジャーティー
生姜(ジンジャー)の効能は、新陳代謝の促進や、胃や腸の働きを助けてくれるというもの。
特に寒い冬で眠れない夜には、ジンジャーティーで温まってリラックスしましょう。


ルイボスティー
南アフリカ共和国が原産のルイボスは、スッキリとした甘みのある香ばしさが特徴です。
利尿作用、血行を促進して老廃物の排出を助ける、便秘の解消などの効果が期待できるとされています。またルイボスはノンカフェインですので、就寝前に飲むのもおすすめです。
妊婦さんでも飲みやすいお茶として注目されていますが、ルイボスティーに含まれる「ルチン」や「フラボノイド」という栄養素は、栄養価が高いのが特徴です。美容にもおすすめです。


ぺパーミントティー
ぺハーミントは、ハーブティーの中でも爽やかな味わいが特徴です。独特の風味があるため、好みが大きく分かれます。
香りが強いので、目覚ましの一杯としてもおすすめです。
鼻を抜ける清涼感のあるメントールの香りでスッキリしたい方はペパーミントティーを飲んでみてください。
のどの痛みの軽減、風邪予防(殺菌作用・免役力アップ)の効果があると言われています。


ローズヒップティー
ローズヒップはバラ由来の華やかな香りが特徴的です。ローズヒップは「ビタミンの爆弾」とあだ名されるほど、ビタミンC・ビタミンE・ビタミンAが豊富です。
利尿作用があるため、デトックス・むくみの改善が期待できます。
ローズヒップには、ティリロサイドというポリフェノールが含まれます。
ティリロサイドには、内臓脂肪・皮下脂肪を減らす効果があると言われています。
ノンカフェインで体に優しく、飲みやすいのも人気です。




普段の生活の中で、コーヒーの代わりの一杯、食後の一杯、寝る前の一杯としてハーブティーを取り入れてみるのはいかがでしょうか。