アロマブレンドの基本。



アロマブレンドとは・・・

複数種類の精油をブレンドしたアロマオイルのことで、ご自身の好きな香りを自ら作れることが魅力です。
ブレンドすることによって効能面での相乗効果が期待できたり、香りの深みを増し、香りの持続性を高めたり、苦手な香りの精油も使いやすくなったりすることもあります。


ですが、初めての方は、どの組み合わせがいいのか、分量の割合はどれくらいなのかなど様々な疑問が出てくると思います。
そこでアロマオイルのブレンドのポイントを4つご紹介していきたいと思います。



まず最初に、アロマオイルのブレンドで組み合わせNG、混ぜると危険というものはありません。
しかし、香りの特徴やバランスを考えてブレンドすることで、より質の高い香りに仕上げることができます。




⒈ 目的を決める。

アロマオイルには1つ1つに効果・効能があります。
リラックスしたい、よく眠りたい、芳香浴に使いたい、入浴時に使いたいなど、どのような時にどのような目的で使いたいのか決めます。



⒉ 相性の良いアロマオイル(精油)を選ぶ。

アロマオイル(精油)は大きく7つのグループに分かれています。
同じグループ・隣同士のグループは相性がいいと言われています。






⒊ 揮発性(ノート)を意識して選ぶ。

揮発性とは、香りが空気中に蒸発していく性質のこと。アロマオイル(精油)の揮発の度合いや香りの持続時間のことを『ノート』と言います。
蒸発する時間が速いほど、香りを感じる時間が短く、遅いほど香りが持続する時間が長くなります。
ディフューザーやアロマ加湿器などで使用する際は揮発性(ノート)を意識して選ぶと良いでしょう。

トップノート(ペパーミント・ベルガモット・レモングラス・ユーカリなど)
最も揮発速度が速く、ブレンドされた香りの中で第一印象を決める香り。

ミドルノート(イランイラン・ローズ・ジャスミン・ゼラニウムなど)
揮発速度が中程度で、ブレンドの中心となる香り。

ベースノート(サンダルウッド・パチュリ・フランキンセンス・ミルラなど)
時間が経つと香り始め、ブレンドされた香りの中で最も長く残る香り。


トップ:ミドル:ベースの割合が
4:4:2になると良いと言われています。



⒋ 香りによって分量を使い分ける

アロマオイル(精油)には同じ量でもかなり強く香る種類もあれば、ふんわりほのかに香るものまで、香りの強弱があります。
ブレンドするときは、香りのバランスを感じることも大切です。1滴ずつ香りを感じながら自分がちょうどいいと思った分量でブレンドしてみて下さい。




この4つのポイントを意識しつつ、アロマオイル(精油)を選び、1番心地よいと感じる自分好みの香りを楽しんでみませんか?