精油の選び方って?

 植物は30万種〜250万種はあると言われています。

 植物の数からすると精油の数は少ないですが、それでも100種類近くの精油がありますので、どれを選べば良いのか迷ってしまいます。

 精油を選んでアロマテラピーを実践する際には、まず目的をしっかりと決めましょう。

  • メディカル目的
  • リラクゼーション目的

のどちらでしょうか?

 

【メディカル目的】

 この場合、精油の持つ力についてよく把握しなければなりません。目的を明確に専門家に伝え、おすすめの精油を教えてもらってください。その中から、選ぶと良いでしょう。

【リラクゼーション目的】

 精油の元になっている植物をまずは考えましょう。樹木、花、柑橘これらはリラクゼーションに適している精油が多くあります。その中で、特に好きな香りを選びます。

 

 いずれの場合も、香りを嗅いでみて、嫌な香りではないか確認してください。

 香りを嗅ぐときのポイントは、

すごく好き、好き、普通→ここまでの範囲に収まる香りであれば、使用OKです。

苦手、すごく苦手→これは使用NG

 人間の嗅覚はよくできていて、本能的に体内に取り入れた方が良いものは良い香りに、取り入れない方が良いものは嫌な香りに感じるようになっています。
 この感覚を信じて精油を選んでください。
 ただし、同じ香りでも心身の状態の変化によっていい香りに感じたり、苦手に感じたりします。
 先入観を持たず、その時の感覚を信じてください。

 私たちの住む地球は生きるための備えであふれています。
 そのことに感謝の思いを馳せながら、アロマテラピーを楽しみましょう。