本当は危ない?アロマテラピーの真実?!

精油を使うときの注意点!

精油って天然のものだから、気楽に使えて安心って思っていませんか?

 ところが、精油の中には、注意して使わなければならないものもあります。

 匂いを嗅ぐのすら注意した方が良いものもあります。

 その代表的な精油はペパーミント。

 ペパーミントは、歯磨き粉やガムなどでお馴染みの香りです。すっきりとしたl-メントールの香りはすぐに想像がつきます。

 清涼感のある香りですから、妊娠中のつわりで苦しむ方に良いのではないかと思ってしまいがちです。ところが、このペパーミント、妊娠中の方にはNGです。

 ペパーミントにはケトン類のl-メントンと呼ばれる芳香分子が含まれていて、これが神経系統の弱い方や、まだ神経が確立されていない胎児に悪影響を与える場合があります。また、流産を惹起させる作用もあるため、特に妊娠初期には避けた方が良い香りです。

 もちろん、歯磨き粉などに使われているペパーミントの香りはケトン類を抜いたものが使われていますから問題ありません。これはあくまで、ペパーミント精油のお話です。

 他にも妊娠中・授乳中は使用を避けた方が良い精油、塗布する際に注意が必要な精油などもあります。

 精油を選ぶときには、そのような注意事項をしっかり教えてくれるアロマテラピストのアドバイスを受けるようお勧めします。精油を正しく理解するなら、アロマテラピーは生活に潤いを与えてくれるきっかけとなります。

 また、アロマテラピーを実践すると、自分の体や自然といった、みんなに共通に与えられているプレゼントに目を向けることができるようになり、感謝の気持ちを持つきっかけが得られることでしょう。本当のアロマテラピーを実践するとその真実に気づくことができます。